私は娘の友人の影響でシルバーシートに座るようにしています
2年ほど前、友人N君からの電話に娘が
「そんなことないよー!Nはちゃんとできる事したんだし…」等々
神妙な顔で、励まし慰めていた
内容は、N君が電車で具合の悪い女性を見て、誰か席を譲ってくれないかなって思っていたが
誰も変わってくれる様子がないことに腹お立て、女性に「大丈夫ですか?」と大きめの声をかけたが、それでも誰も席を譲らなかった…
俺そこで「誰か席を譲ってもらえませんか」って言えなかった
俺はダメな人間だ!人間失格だ!! と言ったか言わないか定かではないが
でも、そのくらいひどく自分を責めていましたとの事
それを聞いて私も、小さい子抱えたお母さんや、明らかにご年配の方が立っているのに席譲ってあげられないのかなぁって、度々ムカつく事あったので、N君の気持ちすごーくよくわかった
私なら変わってあげられたのに….って思いました
そこで、考えました!
今まではちゃんと必要な人が座れるように電車ではよっぽどすいていないと座らなかったんだけど
コレを機に率先して座ることにしました、しかもシルバーシート!
だってシルバーシート座っていても譲らない人多いんですよ!最近….
で、妊婦さん・ご年配の方・杖をつく人…
見つけてはサッと立って席を譲る! 気持ちがいいんです!
当たり前の事しているのに、ありがとうっとか言われちゃうんです!
余談ですが、私は毎日「ありがとうポイントゲーム」をしています
1日4回、人から「ありがとう」を言ってもらうゲーム、人にいっぱい親切にしても
なかなか4回言ってもらえる日は少ないんですよ~
余談はさておき、ここから本題!(前振り長すぎやろ!てへっ( ´∀` )
先日シルバーシートの一番奥の席へ座っておりますと
途中から素敵に決めたお爺様が乗ってこられました
手前には私よりお若い方がゲームをされていましたが
ステキなお爺様に席を譲る様子はないようなので
私が目を合わせ、どうぞ!って仕草をしたところ
「いえいえ~とんでもない!」とおっしゃるので
私は座ってもらわないと、せっかく譲るために座っているのだから
「いえいえ~どうぞどうぞ!」とひとしきり満員電車でやり取りし
「それではありがたく」とやっと座っていただいたのもつかの間
次の駅で隣の席が空きました
すかさず、お爺様はニコニコと隣の席にスライドし
「どうぞ!どうぞ!」と元居た私の席を空けてくださいました
….
私、53才…
初めて席を譲られる⁈ しかもおじいちゃんに⁈
そして苦笑いでシルバーシートに座りました
老いというのは誰にでもやってきます
あらがえようのない100%の現実!
でも、シルバーシートを譲られるにはまだ早すぎますよねー?
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